新デザインはESA(欧州宇宙機関)との提携で実現
- 2023/11/02 12:41
- カテゴリー:時計
スウォッチを自在にカスタムできる「SWATCH×YOU」の素材に、ESA(欧州宇宙機関)との提携による、星空にインスパイアされた6種類のデザインが追加された。公式サイトでは好きなデザインを選びながら、ズームイン・ズームアウト、回転によって、素材を切り取る場所を選択することができる。素材の中から好きな部分をベストなポジションに置いて自分だけの一本を注文しよう。
スウォッチのサイトに「カスタマイズ」という項目があることをご存じだろうか。「SWATCH×YOU」として、様々なテイストのデザインから選択し、自分の一本を楽しめるシリーズだ。カスタマイズの行程はシンプルで、メッセージを入れることもできるため、贈り物にもおすすめだ。
今回、新たにデザインに追加されたのはESA(欧州宇宙機関)との提携による星空のデザインだ。地球から数千光年離れた宇宙の風景を世界最先端の宇宙望遠鏡を使って捉えた画像6種類にオマージュを捧げたものとなっている。
茶色と青のコントラストを楽しむことができる「NGC3324」はイータカリーナ星雲の若い星が形成される領域から切り取られている。煌めく星が密集している「Liller 1」は地球から約3万光年離れた天の川銀河の中心部分だ。若い星と古い星が混ざり合って輝きを放っている。パープルとオレンジがかった色合いが神秘を感じさせる「Pillars of Creation」は6500光年離れた、わし星雲の中にある小さな領域“創造の柱”を描いたものだ。成長を続ける星がガスとダストの雲に覆われている原子星を表現した「Protostar L1527」は巨大なパワーが秘められている。
6作の中でもっとも色彩豊かな「Lagoon Nebula」は、幅55光年、高さ20光年という途方もないサイズの干潟星雲の一部を切り取ったものだ。切り取る場所によって表情が変わることを特徴とする。そして、最後に地球から約2100光年離れたはくちょう座の網状星雲を表現したのが「Veil Nebula」である。その名の通り、ヴェール状に見える半弧状の散光星雲は数万年前に爆発した超新星残骸のガスが毎秒100kmで広がっていく姿だと考えられている。
どの素材を選んでも、切り取る場所によって大きく表情が変化するので、カスタムスウォッチの面白さを存分に楽しむことができる。